WORLD BLOCKCHAIN FESTIVAL 2018 で竹中平蔵氏の基調講演を聞いてきた
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公認暗号通貨技能アドバイザー
Kindle絵本作家
キャットケアアドバイザー
情報処理技術者
Webコンサルタント
2018年6月にリンパダイエットのコンテストで審査員特別賞受賞。
電子絵本「子猫のソイとクリ」を2017年12月に出版し、Kindle絵本・児童書カテゴリーで1位を獲得。
猫カフェを経営していたこともあります。
SEとして12年以上勤務。
COBOLプログラマーでした。
資格等いろいろあり
・暗号通貨技能検定上級
・愛玩動物飼養管理士2級
・第1種情報処理技術者
・オラクルマスターGold DBA11g
・MCP
・JAVAサーティファイ2級
など
2018年10月13日、さいたまスーパーアリーナで開催された『WORLD BLOCKCHAIN FESTIVAL 2018』。
最後にマライアキャリーも出ましたが、そこまでいませんでした。
でも、最初の竹中平蔵氏の基調講演を聞いてきました。
3つのキーワード

10年前とは世の中が違い、ただならぬことが起こっている。
ダボス会議

毎年1月にスイスのダボスに世界の経済のリーダーが集まる。
世界経済フォーラム(WEF)のこと。
去年までは、AI(人工知能)について話をしていた。
今年は、ブロックチェーンをどう使うかについて話をした。
ビッグデータを扱うアリババ

中国のアリババの本社に招待された。
アリババグループの創業者は、馬雲(ジャック・マー)。
日本で1番大きな企業は、トヨタ。
トヨタの時価総額は、20兆円。
アリババは、その2.2倍もある。
アリババのアリペイは、世界で6億人が使っている。
アリペイで決済することにより、消費者が何を買ったのかという情報(ビッグデータ)が手に入る。
アリババは、ビッグデータ・AI・ブロックチェーンを使う会社。
杭州市の道路が混雑していたが、交通信号の最適化をAI(人工知能)が行い、交通渋滞が緩和された。
車の自動運転は、車にAIを装備し、道路状況のビッグデータがあって初めて安全に運転することができる。
自動運転や道路の混雑緩和には、町全体のビッグデータが必要となる。
第4次産業革命
第4次産業革命は、ビッグデータとAIがコアとなる。
Google・Amazonなどの大きな企業は、みなやっている。
日本には、このような企業がない。
入国手続きは、法務省が関与している。
入国手続きは混雑していて時間がかかるが、指紋を登録すれば自動化ゲートよりすぐに入れる。
これからは、パスポートでAI(人工知能)が顔認証するようになる。
そうなると3秒で入国できるようになる。
ドイツが2011年にハノーバ・メッセにて、ドイツ政府と民間企業が組んだプロジェクトから提唱された新しい概念。
これをインダストリー4.0という。
画像認識は、人工知能によるディープラーニングで可能となる。
日本は、2011年に東日本大震災が起きたせいもあり遅れている。
アベノミクスで盛り返したが、それでも日本は数年遅れている。
といっても日本の技術は最先端。
顔認証はパナソニック。
NECの機械。
ブロックチェーン

銀行にお金を預けるとその内容が台帳に記載される。
銀行は、国が信用を保証している。
ブロックチェーンは、信用できる台帳。
書き換え(改ざん)できないから信用できる。
だれでも持てる。
戸籍、住民票も台帳なので、ブロックチェーンでできる。
法人登記、定款、不動産登記も台帳なので、ブロックチェーンでできる。
近い将来これらはブロックチェーンになるだろう。
お金は、日本銀行が出しているので信用がある。
仮想通貨もブロックチェーン技術により信用があるので使える。
でも、送金するためにブロックチェーン(仮想通貨)を使うようになったら、銀行が困る。
フィンテックにより、銀行の役割が大幅になくなる。
銀行は、送金手数料高い。
銀行も生き残りに必死になっている。
大手銀行が人員削減を発表している。
フィンテックで特に窓口の仕事に人がほとんどいらなくなる。
ビッグデータの活用

第4次産業革命。
新しいことを行う時に事故は起こり得る。
それを乗り越えて新しいことをやっていく。
アリババ・Google、Amazonなどの大企業では、ビッグデータが集まる。
政府もビッグデータが必要。
イギリスを見習って、政府と民間で協力してビッグデータの収集をする。
自民党の議員立法により、法律ができた。(官民データ活用推進基本法のことか)
道路情報のビッグデータは、国道・県道・市道それぞれ集める。
レギュラトリー・サンドボックス
日本は、自動車・カメラ・AI技術どれも世界一。
道路交通法により、人間がいないと運転できない。
自動運転するには、許可を取るのに時間がかかる。
サンドボックスでは自由にやっていい。
国会で法律一部通った。
※レギュラトリー・サンドボックスについてこちらの資料を見つけました。
働き方改革

世の中が新しい技術に代わると、一人一人学び直しが必要になる。
これからは、サイバーセキュリティの分野で20万人も不足する。
リカレント教育が必要になる。
麻生さんに反対されたが給付金も出す方向に。
人生100年時代になると、90歳まで働くようになる。
世の中の技術も変わるので、途中で勉強も必要。
働く → 勉強 → 働く → 勉強 → 働く
というような働き方になる。
仕事をしないで勉強している間の生活費はどうするのか?
家族間での助け合いも必要になる。
豊かな人生をおくる。
まとめ
今まで政治に興味のなかった私は、竹中さんの話を聞くの初めてでした。
私のまとめはちょっと申し訳ない感じですが、竹中さんの話は、なんとわかりやすい!
日本を良くするために、色々考えて法律も変えたりしてくれているのだと知りました。
平ちゃんファンになりました。
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