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イーサリアムってなに?

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公認暗号通貨技能アドバイザー Kindle絵本作家 キャットケアアドバイザー 情報処理技術者 Webコンサルタント 2018年6月にリンパダイエットのコンテストで審査員特別賞受賞。 電子絵本「子猫のソイとクリ」を2017年12月に出版し、Kindle絵本・児童書カテゴリーで1位を獲得。 猫カフェを経営していたこともあります。 SEとして12年以上勤務。 COBOLプログラマーでした。 資格等いろいろあり ・暗号通貨技能検定上級 ・愛玩動物飼養管理士2級 ・第1種情報処理技術者 ・オラクルマスターGold DBA11g ・MCP ・JAVAサーティファイ2級 など

イーサリアム(Ethereum)という言葉を聞いたことありますか?

少し前の本では「エセリウム」と書いてあったりします。

ビットコインが仮想通貨というのは、ご存知でしょうか。

イーサリアムは、現在第2位の仮想通貨です。

では、いったいビットコインとどこが違うのか、どのような仮想通貨なのでしょうか。

 

コインマーケットキャップで第2位の仮想通貨

コインマーケットキャップ(CoinMarketCap)というサイトに仮想通貨の時価総額などが出ています。

こちら→https://coinmarketcap.com/ja/

※この図は2018年9月12日現在のものです。

 

仮想通貨の時価総額は、ビットコインが断トツ1位です。

ビットコイン以外の仮想通貨を「アルトコイン」または「オルトコイン」といいます。

アルトコインの中でイーサリアムはトップですね。

 

トークンがいっぱい発行されている

※この図は2018年9月12日現在のものです。

 

こちらもコインマーケットキャップですが、トークン時価総額の上位を表示しています。

トークン(token)というのは、代用通貨のことです。
すでに発行されている暗号通貨のブロックチェーン(仕組みや構造、プログラムのソースコード)を利用して作られたものです。

これを見るとトークン時価総額2位から10位までのプラットフォームは、全てイーサリアムですね。

イーサリアムのトークンは、全体の約1/3を占めています。

2017年だけでも700種類ものイーサリアムのトークンが発行されています。

 

2017年は、このようにICO(仮想通貨での資金調達のために行う)を行うイーサリアムのトークンが数多く発行されたため、イーサリアムの価格も上がりました。

今後はそのトークンが資金調達のために抱えていたイーサリアムを手放していくので、これからイーサリアムの価格は下がっていくだろうと言われています。

でも、仮想通貨全体としては今後価値が上がっていくものと見られているので、イーサリアムも下がった後、また上がってくるんじゃないかという見解もあります。

 

開発段階が4つあり、まだ開発途中

 

イーサリアムは、まだ開発途中のコインです。

今まで、送金性能に対して使用される量が多く、パンクして使えなくなってしまった時期もありました。

フロンティア(frontier)→ホームステッド(Homestead)→メトロポリス(Metropolis)→セレニティ(Serenity)

このように4回のバージョンアップがあり、性能が良くなっていきます。

 

「メトロポリス」のアップデートは、「ビザンチウム」と「コンスタンティノープル」の2つに分けて行われることになりました。

「ビザンチウム」のアップデートはすでに完了しています。

「コンスタンティノープル」のアップデートは2018年に行われる予定でしたが、12カ月も延期となってしまいました。

「コンスタンティノープル」では、PoWからPoSへの変更予定でした。

 

また、イーサリアムは、今は発行枚数に限りがないのですが、今後、発行枚数も上限を定めるようです。

 

送金速度が速い

ビットコインの送金速度は10分。
これでは、決済するまでにお茶でも飲んで待っているようですね。

 

イーサリアムの送金速度は15秒。

でも、実際には送金に使う人が多かったり、取引所の問題もあるのでしょう、すぐに送金できることもあれば、何時間もかかることもあります。

これも、セレニティのバージョンアップで解決に近づくでしょう。

 

スマートコントラクト(Smart Contract)

ビットコインにはなくてイーサリアムにあるもの、それはスマートコントラクト(Smart Contract)です。

簡単に言えば、送金するときにメモ帳が一緒についているようなものです。

 

スマートコントラクトとは、直訳すると「賢い契約」。

ブロックチェーン上に契約を載せることにより、契約が自動的に行われ、しかも透過性を持ちます。

これの利点は、

  • 決済期間の短縮
  • 不正防止
  • 直接やりとりにより仲介者がいらず、コスト削減

などがあげられます。

 

スマートコントラクトを使用したシステムとして様々な売買契約や不動産取引にも活用されています。

 

まとめ

イーサリアム(ETH)は、2000種類もの仮想通貨の中で時価総額第2位のコインです。

イーサリアムは、まだ開発途中ですが、トークンとして後から出てきたコインの方が性能が良くなっていたり、しっかりとした役割を持つコインだったりします。

イーサリアムは、単にトークンを発行させるため、ICOを成功させるためのコインとして終わってしまうのか?

それとも生き残るのか?

イーサリアムのスマートコントラクトは、新たなコンピュータシステムの活用方法として見直されています。

未来をより良くするシステムとして、本当に必要な所でもっと活躍して欲しいですね。

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