猫でもできる?! bitcoinjs-lib のインストール方法
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公認暗号通貨技能アドバイザー
Kindle絵本作家
キャットケアアドバイザー
情報処理技術者
Webコンサルタント
2018年6月にリンパダイエットのコンテストで審査員特別賞受賞。
電子絵本「子猫のソイとクリ」を2017年12月に出版し、Kindle絵本・児童書カテゴリーで1位を獲得。
猫カフェを経営していたこともあります。
SEとして12年以上勤務。
COBOLプログラマーでした。
資格等いろいろあり
・暗号通貨技能検定上級
・愛玩動物飼養管理士2級
・第1種情報処理技術者
・オラクルマスターGold DBA11g
・MCP
・JAVAサーティファイ2級
など
前々回、猫でもできる?! Node.js をWindows にインストールする手順で、サーバーサイドのJavaScriptの環境である Node.js をインストールしました。
前回、猫でもできる?! windows-build-tools のインストール方法で、C++ とPython2.7 が使える環境を設定しました。
今回は、開発用フォルダに移動し、ビットコインのnodeモジュールである bitcoinjs-lib をインストールします。
開発用フォルダを作成する
一般的なパソコンには、ローカルディスクが(C:)と(D:)の2つあります。
Cドライブ(C:)には、ソフトウェア(アプリの開発環境)を作成します。
Dドライブ(D:)には、自分が作ったファイルを入れます。
CドライブとDドライブで別々にデータを管理・分類すれば、ファイルの整理がしやすくなります。
また、トラブルが起きたときの影響が全体に広がることを防ぐ効果もあります。
ですから、JavaScrit・C++・Python2.7 などの開発環境は、Cドライブに設定します。
Dドライブにプログラムやデータを作成します。
私は、Dドライブに「bitcon」というフォルダを作り、開発用フォルダとしました。
開発用フォルダを作るには、Windowsの File Exploler からローカルディスク(D:)にフォルダを新規作成しても構いません。
けれども、コマンド画面より、コマンドを入力するだけで簡単にフォルダを作成することができます。
例えば、Dドライブにbtcフォルダを作るには

Dドライブの中身を表示するには
btcフォルダを削除するには
npmの設定
npmとは
Node.jsをインストールすると、npmが一緒にインストールされます。
npmは、Node Package Manager の略で、Node.jsを管理するためのツールです。
今までにも、コマンドプロンプトで
などしていたのは、npmを使っていたのですね。
わかりやすい説明がこちらのサイトに載っています。
⇒ https://techacademy.jp/magazine/16105
npmの設定確認
以下のnpmの設定の確認を行います。
- msvs(Microsoft Visual Studio)のバージョン
- Pythonのパス
コマンドプロンプトより、以下のように入力します。

msvs_version が2017に、pythonのパスがPython27のpython.exeまで設定されていれば大丈夫です。
設定されていない場合には、npmの設定を行います。
npmの設定
コマンドプロンプト、またはWindows PowerShell の管理者用画面を開き、以下を実行します。
打ち間違えないように、それぞれ以下をコピーして使うと良いです。
npm config set msvs_version 2017
npm config set python C:\Python27\python.exe
できたら npm config list で確認してみましょう。
bitcoinjs-lib のインストール
開発用フォルダへ移動
bitcoinjs-lib は、Dドライブの開発者用のディレクトリの中にインストールします。
Dドライブのbitcoinフォルダへ移動するには、以下のコマンドを実行します。

package.jsonの生成
以下のコマンドを実行します。
npm init を実行すると、package.json というファイルが作成されます。
pacage.json についての説明は、こちらに詳しく載っています。
⇒ https://techacademy.jp/magazine/16151
ビットコインnodeモジュールのインストール
以下のコマンドを実行します。
npm install bitcoinjs-lib
ERR(エラー) が出たら、そのエラー内容を見て対応し、インストールし直します。
WARN(ワーニング)が出ても大丈夫です。
まとめ
これでWindowsパソコンにビットコインの開発環境が整いました。
次回からは、ソースを見ながらビットコインの解説していきます。
たぶん。
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